項羽(こうう)と劉邦(りゅうほう)って聞いたことあります?
ない? 大丈夫ですよ、聞いたことありますよ絶対。
ホントに一回ぐらいは聞いてますって。
司馬遼太郎さんの小説や横山光輝さんの漫画、
あるいは世界史の教科書以外で歴史なんか見ねえって人も,
一度は触れている(はず)この名前。
本日は項羽と兵馬俑についてお話しましょ。
歴史のロマンにワクワクしますなぁ。
でもその前にちょろっと項羽の説明↓
姓は項 名は籍 字は羽 一般的には項羽で知られていますね。
楚国の将軍家の出身で、戦上手。
秦(初めて中華全土を統一した王朝)の末期、
反乱軍の中枢として秦を滅ぼしました。
まぁ、簡単にいうとかなり過激な人!
捕虜虐殺、住民皆殺しとか当たり前。
好き嫌いで部下に対する扱いが違いすぎる。
あまりにあんまりな性格に、
皆付いていけなくなって、故郷の楚の人にまで裏切られました。
(いわゆる四面楚歌の由来)
まあ、そんな苛烈な生き方に憧れるファンは多いですよね。
演劇とかでも人気あるらしいし。
そんな彼ですが、戦績とも言えるモノが最近見つかったらしいんですよ。
陝西省西安市郊外にある兵馬俑の遺跡で、
放火されたようなあとを中国の考古学チームが発見したんだって。
兵馬俑は始皇帝を守護する軍団と言われているため、
また、火災のあとが広範囲に及んでいることから、
人為的に火が付けられたと考えられ、
項羽が破壊した可能性が高いとのこと。
学生時代に大河ロマンに想いを馳せた私としては、
早く詳しく調べてくれと言いたいね。
でもこんなに書いてて別人の仕業とか自然出火とかだったらどうしよう……
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